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執筆者の写真Yohei Ishii

第22稿

第22稿にて、船橋市柔道PGの第2章がスタートした。こんなゾロ目で再始動できたことをご報告できることは、何かのご縁を感じます。

これまでこのブログを寝かせていた甲斐(?)があります。


ご無沙汰しておりましたブログの出だしから、冗談が過ぎました。失礼しました。

先日4月2日土曜日14:00〜念願のプログラムが再開となりました。

ここまで来れたのは、ひとえに本活動をご理解してご協力してくださった船橋柔道会の会長様、副会長様、理事長様をはじめとした先生方、千葉県柔道連盟の先生方、SON・千葉事務局の皆様、そして所属アスリートやそのファミリーの思いがあってこそです。

本当にありがとうございます。

会場である船橋柔道会は、船橋の中でも由緒ある道場で、その始まりは昭和29年。初代会長の先生は、柔道の前身である「天神真楊流」の門下だったとのこと。

そんな歴史のある柔道場をお借りすることができ、本当に感謝の念に堪えません。

この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。


さて、我々プログラムは今回の再開を「第2章の開幕」と銘打っています。(責任者の独断と偏見です)

それは、稽古内容の大きな変革を表しています。

これまでは、柔道に「近い」運動を中心にしていました。側から見ると「これのどこが柔道?」と言うものだったかと振り返ります。

しかしこれからは、SONのNG、WGやID柔道の大会を意識した稽古、また黒帯(初段取得)を意識した稽古を目指していきます。

具体的には、「受が主役の柔道」です。一般的な柔道は、「取が投げるために」動き、柔道を展開します。この「取が投げるため」、言い換えれば「投げに行く」柔道では無理が生じやすく、その無理は怪我につながり、誰もが楽しめる柔道にはほど遠くなると考えます。

我々が目指す柔道は、老若男女、生涯の有無を問わない柔道です。そこを目指すには「受」が主役になることが重要であると考えます。

この「受が主役」の柔道は、互いが自由に動く中で、その動きを察知し、その先の動きを読み、無理なく柔らかな動きで技を施すことで、自然な投げとなり、受も危険が少なく、取も体(たい)を崩さず投げることができると考えます。そしてこれこそが嘉納治五郎師範が目指した柔道ではないかと考えます。この柔道の実現に向けて、第2章からは「形」の稽古を重点的に行います。まずは「投の形」をマスターすることが当面の目標です。


次回、本プログラムのロゴマークのお披露目となります。このロゴは本プログラム参加者の想いが込められています。

その想いの中で一つ、先出しをさせていただきます。

船橋市柔道PGの別称です。それは「えびばで柔道」です。かっこよく言うと「Everybody's JUDO」です。「みんなの柔道」。

誰一人取り残すことなく、柔道に触れることができる道場。

そんな道場を、SON・千葉船橋市柔道PGから、ID柔道から発信したいと考えています。


これからも、本PG、本HP、そしてこのブログを温かい目でお見守りください。

今後とも、よろしくお願いいたします。


責任者

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